山内一豊と千代
婚礼の地

付近住所 岐阜県岐阜市千畳敷


永禄10年(1567年)9月18日 織田信長が岐阜に本拠を移した時、下級武士である山内一豊も岐阜に移りました。
岐阜城下に居を構えた一豊は時をおかず千代を迎え新婚生活を始めました。
婚礼の日
「一国の主になる夢を二人で叶えましょう」
「生涯私だけを愛してください」
と誓いを交わしその後、一豊は長浜・掛川・土佐の国主へと出世していきました。

千代の鏡と一豊の出世
千代が一豊に嫁ぐ際「夫の大事に初めて之を使うように」と言い含められ鏡箱に金十枚を忍ばせ持参した。
貧しい暮らしながらも千代は決してその隠し金を使わなかった。
ある日、市に出された名馬に一豊は釘付けになる。
値は誰も手が出せない金十枚、千代は隠し金を一豊に差し出しついに一豊は名馬を手に入れる。信長家臣が競う馬揃えの晴れ舞台、信長から名馬とその心構えを讃えられ一豊は出世を掴む事になる。